県議会報告

松井拓夫の県議会での活動報告です。

2月定例議会 松井拓夫の一般質問より

問一 国道416号について

Q.[1]国道416号の勝山市と石川県小松市を結ぶ区間の開通後どのような効果があったのか、また、今後どのような効果を期待しているのか、知事の所見を伺う。
A.

国道416号については、勝山市野向から小松市新保町に至る交通不能区間を解消するため、福井・石川両県が連携し平成18年度に事業化をし、総事業費約50億円を投入し13年の歳月をかけ昨年国体前9月9日に開通したところです。
 今回、この6・3kmの峠越えの県境道路が開通することにより、かつては、人や物が盛んに往来してきた古い道が車で通行できるようになり、新たな観光ルートとしての活用や、近隣の国道157号の代替道路としての役割が見込まれます。
 実際の整備効果については、さまざま効果がありますが本格的な観光シーズンを今年初めて迎えますので、全体として、確認、調査してまいります。
 なおご質問がございました両県を結ぶこの道路のさらなる改善については石川県の谷本知事とまた相談をしながら改善とソフト対策など広域的な観光ルートとして一層の利用促進になるよう努めてまいります。

ページトップ

問二 地方創生・人口減少対策について

Q.[1]移住促進策の現状を伺うとともに、新年度から取り組む新たな移住促進策について伺う。
A.

移住促進策ですが、全国で唯一、県と市町が一体となって、平成27年に「移住・定住促進機構」を設置し、都市部圏に向けたきめ細やかな施策を展開してきました。
 その結果、県外から移住した昨年度の「新しいふくい人」は686名にのぼっており、特に、Iターン者は機構設置後3年間で256名と約2倍に増加をしています。
 新年度は、U・Iターンをさらに強力に進めるため、国の制度を使って東京圏から県内に移住して企業に就職あるいは創業する人たちに対し移住経費を支援して、移住を積極的に後押しをします。具体的には移住者の方に100万円、あるいは創業者には300万円を支給する制度です。
 それから、東京と福井のUターンセンターというのがありますが、新たに「人材開拓員」を配置して、移住する人材を直接スカウトするという活動を展開します。「待っている」の姿勢ではなく自ら積極的に出向いて企業や地域が本当に必要とする人材を呼び込み、「新しいふくい人」今600人台ですが、千人台の早期実現を目指したいと考えます。

Q.[2]これまで以上に大胆に人口減少対策に取り組むべきと考えるが、知事の所見を伺う。
A.

福井県では、戦略に基づき、3人っ子応援プロジェクトや結婚については「めいわくありがた縁結び」、福井Uターンセンターの設置など、市町とともに様々な対策を実施してきた結果、最新の推計では、2040年の将来の推計ですが、本県人口は64万7千人ということで、5年前に推計した数字と比べますと、1・4万人改善するなど、成果が現れております。
 こうした良い流れをより確実なものとするため、これまで積み重ねてきた県独自の対策をさらに強化するとともに、企業の人手不足や外国人労働者の受入拡大等の新たな課題への対応が必要です。
 人を呼び込むには、地方にもやりがいある仕事や企業、こうしたものをつくりだし、安心して生活できる環境を高めることが大事です。来年度の戦略改訂にあたり、この中山間地域を中心に集落機能維持、また若者の力による活性化など、福井県の地域実態に応じた対策を細かく拡充するとともに、自然減対策・社会減対策について、地方としてできるあらゆる手段を講じながら、また、国への必要な要請をし、この人口問題に立ち向かってまいります。

ページトップ

問三 恐竜博物館の整備促進と恐竜ブランドについて

Q.[1]今回、県が示した「運営権方式」はこれまでに博物館で採用している例がない手法であるとのことだが、恐竜博物館においてこの方式によることのメリットを伺う。
A.

この運営権方式を採用することにより、県の業務を公共性の高い業務に限定をしたうえで、財政負担があまり高くならないように軽減をし、利用サービスの向上や地域の賑わいという、民間的なビジネス機会を創り出すメリットを両様考えた方式ということです。
 恐竜博物館の場合には、県は収蔵とか研究、展示など、普通の博物館の基本となる業務に特化をしたうえで、その他の業務の一部を特別の目的会社に売却することにより、運営整備費などの県負担を軽減するという、民間に新たなビジネス機会を提供できる方式です。
 民間企業の側では、そのノウハウを活かして、館内サービスや県外での宣伝プロモーション、あるいは旅行商品の造成など、この特別会社SPCといいますが、自主的な事業により、恐竜博物館に来られた来館者の満足度全体として向上をし、本県への誘客拡大にもつなげるという考え方です。
 この方式で事業を進める場合には、博物館の隣接地に整備すべきと考えますが、更に円滑な運営を図るためには、地域のビジネスチャンスを広げるという連携ですね、地元事業者の連携が不可欠ですので、ご地元勝山市との協調、支援が何より、更に重要と考えます。

Q.[2]現在、調査機関に行わせている詰めの作業では、どういう内容を検討させているのか、伺う。
A.

運営権方式につきましては、これまで日本の博物館では採用した例がありませんので、事業を進める場合に必要な手続きや開館までの具体的な手順などを整理させています。
 また、このSPC方式で博物館を運営する場合には、来館者へのサービス水準を確保する中で博物館としての大事な公共性を保たなければなりません。また、県とこの特別会社との業務が円滑に行われるための協調整備方法等についても検討が必要ですので、今これを検討させているところです。

ページトップ

県議会報告一覧

事務所のご案内

〒911-0035
福井県勝山市郡町1丁目278
tel.0779-88-6667
fax.0779-88-6668

地図
ご意見・ご要望