県議会報告

松井拓夫の県議会での活動報告です。

9月定例議会自民党県政会代表質問より

高齢化、人口減少対策について

Q.[1]本県の60代、70代などの元気な高齢者にどのような分野で活躍してもらうべきか、知事の所見を伺う。
A.

本県の65歳から74歳までの方々は約9万7千人おられます。農業を含め仕事をしておられる方が約3万7千人、4割、全国第3位であります。ボランティア活動の参加者は約30%、3割、全国第20位であります。 今後は、こうした高齢者の方々が増え、また60代、70代といっても今の新しいニューフィフティといいましょうか、50代ぐらいの活躍をしていただけるという世の中でありますので、生産年齢人口が減少していく中で、元気な高齢者の方に対しては現役で活躍していただくとともに、長年培ってこられた技術や知識、ノウハウ、知恵を産業やいろんな活動に活かしていただくことが極めて大事な時代であると思っています。
 そして、現役時代のノウハウを活かしながら、子どもたちの教育、文化活動、環境保全など、活躍の場を拡大してまいりたいと考えます。

Q.[2]20〜40代の県職員の未婚率について、性別、年代別で県平均と比べどのような状況か、伺う。
A.

県職員の20代から40代の方で結婚している割合というのは、男性では20代で約2割、それから30代で約7割強、それから40代では9割の方となっています。30代、40代においては県内男性の平均よりも結婚している割合が高くなっているという状況です。
 女性につきましては20代で約2割、30代で約7割、40代で約8割強といずれの年代においても、県内女性の平均よりも結婚している割合は低く出ているという状況です。
 10年前と比べますと、県職員の20代、30代の結婚している割合というのは高くなってきており、結婚への意識が少しずつではありますが高くなっていると思っています。

Q.[3]県職員の未婚者について、組織的な縁結び活動など、県庁をあげて結婚支援を考えるべきであるが、知事の所見を伺う。
A.

県として県民の皆さんの結婚に向けた応援に、全力で取り組まなければならないと思います。
 その上で、地域の縁結びさんの活動拡大にあわせて、県庁では本年5月から、若手職員のいる126の課と言いましょうか、所属に「出会い応援団」を設けております。
 出会いの機会が少ない若手の職員に対し、40歳前後の県庁職員の先輩が、民間企業との交流会などを企画して、8月までに延べ100名余りが参加をしております。
 今後も、民間団体等で構成する「ふくい出会い応援団」と連携するなど、出会いの場づくりを強化してまいりたいと考えます。

Q.[4]未婚者増加の要因をどのように分析しているか、伺う。
A.

今年2月に実施いたしました未婚者に対するアンケートを見ますと、男女ともに「いずれは結婚したい」という割合が半数以上に上っているということから、結婚の先延ばしの意識というものが強くなっているんだろうと考えております。
 また、その理由といたしましては、5年前の調査と比べますと、男性におきましては、「結婚資金が足りない」と回答する人が増えており、経済的な不安から結婚に踏み切れないといったようなことが考えられます。
 また、「独身の自由さや気軽さを失いたくない」といった方々が男女とも3割を超えており、これも5年前と比べて増加しております。結婚に対する意識というものも変化しているというふうに分析しているところです。
 こうしたことから、経済的支援のほか、若いうちからの結婚観の醸成といったもの、また、社会が若い人たちの結婚にもっと目を向けるということのために、企業や行政も一緒になって、いわゆる迷惑ありがたの機運といいますか、そういったものをさらに高めていくといったことが必要ではないかと考えております。

Q.[5]子ども医療費助成や保育料無料化の拡充など、子育て世帯へのさらなる経済支援の必要性について、知事の所見を伺う。
A.

子育て家庭の経済支援については、これまで、福井県独自に、子ども医療費の無料化や県議会のいろいろなご意見のもと、3人っ子応援プロジェクトを先進的に進めております。そして保育料無料化を実施するなど、手厚い内容になっています。
 さらに、今回、育児短時間勤務から安心して次のお子さんを出産できるよう、全国で初めて、国の育児休業給付金に上乗せを行う制度を設けました。
 福井県は、祖父母の方がお孫さんの子育て費用を援助したりする土地柄でもあり、こうした家族のつながりも活かしていく必要があると思います。
 県のアンケート調査、今年の2月に行ったものでありますが、理想の子どもの数よりも実際に持ちたい子どもの数が少ないのが現実でありまして、子育てにお金がかかることという答えがやはり7割あり、経済的支援は、特に3人以上のお子さんを持つための施策として効果的だと考えます。
 このほか、精神的・肉体的負担が子育てはきついというのが5割くらい、それから仕事と子育ての両立が難しいというのが2割ほどの方が理由として挙げておられます。父親の育児分担、子育てしやすい職場づくりを進めることも必要であります。
 今後、今つくっております人口減少対策本部において、若者の雇用対策などの検討と併せ、効果的な対策をぜひとも打ち出してまいりたいと考えます。

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県立恐竜博物館の充実と周辺整備について

Q.[1]野外恐竜博物館ツアー参加者を含めた恐竜博物館利用者の年齢層や地域など、開館初期と比べどのような傾向か、伺う。
A.

恐竜博物館の利用者については、平成18年度ごろまでは約20万人台で推移していたわけですが、さまざまな努力をした結果、増えているわけであります。当時は、幼児・児童・生徒の割合が全体の約4割〜5割を占めています。
 40万人台に達した平成21年度以降、最近は70万人にいたっているわけですが、かつては、7割ぐらいであった県外利用者が約8割になっております。特に関東方面からの利用者が、最近、倍増しており、ようやく約1割台となったという現状です。また、年齢層では幼児・児童・生徒の割合が、開館当時は約11万人でありましたのが、約21万人に増えています。しかし、全体としては、約3割となっており、30歳、40歳代を中心に大人の割合が増えて、全体で70万人になっているという状態であります。

Q.[2]入館者数が多く見込める日は、開館時間の前倒しや延長などの柔軟な対応がサービス向上につながると考えるが、所見を伺う。
A.

現在、混雑するお盆期間等には、状況に応じまして、開館時間を早めたり、午後3時以降も入館者が多数見込まれる場合は、1時間程度の延長をしております。また、入口・券売機での混雑解消を図るため、券売機を増設したり、事前にコンビニで前売券が購入できる旨をホームページ等で掲載しています。
 今後、ゴールデンウィークや夏休み期間中においては、あらかじめ開館時間を早めたり、閉館時間を繰り下げたりなどして、来館者へのサービスにつなげて参りたいと考えております。

Q.[3]入館者の増加に伴い、駐車場等が不足している。
 県と勝山市が連携を密にし、国の補助を活用するなど、長尾山総合公園の本格的な再整備の推進が重要と考えるが、所見を伺う。
A.

月連休や夏休みを中心とした渋滞緩和、駐車場対策、これは、ある程度期間が限られた局面で起こるわけでありますけれども、非常に大事であります。県・勝山市に共通する重要な課題でありまして、勝山市とは、今年度に入りましてから、月1回程度のペースで定期的に打ち合わせ、情報交換を行い、何が有効かの、議論を進めております。
 勝山市では、こうした問題に対応するため、来年度から、国の都市再生整備計画事業を活用されて、駐車場、トイレの整備、アクセス道路の新設など、その他、長尾山総合公園を再整備し、来園者の利便性向上を図ろうという企てをしておられ、県としても、この勝山市と連携しながら、来年度の国の事業の新規採択に向け、国へ強く働きかけ、この恐竜博物館、長尾山周辺のさらなるレベルアップをやってまいりたいと考えます。

Q.[4]Juraticの活用について、博物館前でJuraticとのふれあいの場を設けるなど、認知度を高め、商品の開発支援に取り組む必要があると考えるが、今後の取組みについて伺う。
A.

恐竜ブランドキャラクター「Juratic(ジュラチック)」は、これまで、恐竜博物館の来館者記念セレモニーなどに活躍していましたが、今回、様々な工夫をし、恐竜博物館ではほぼいつも歓迎してくれる状態にある、というふうにしたいと思っております。今後、来館者のお迎えや一緒に記念写真を撮る場を設けるなど、「Juratic」に親しんでもらい、認知度を高めて参ります。
 また、「Juratic」商品については、現在、恐竜博物館のミュージアムショップ等において、全商品を扱うよう準備を進めているほか、新しい商品の企画・製造・販売など全体をサポートするトータルプランナーを設け、県内外でのさらなる商品展開を拡大して参りたいと考えております。

Q.[5]奥越の観光誘客に多大な効果を発揮しているマイカー観光促進キャンペーンの継続が有用と考えるが、所見を伺う。
A.

県の有料道路のマイカー観光促進キャンペーン事業については、平成21年度から実施しており、法恩寺山有料道路については、ゴールデンウィーク、夏休み、1〜2月の土・日・祝日の利用料金を半額とし、割引分の料金相当額を、県が福井県の道路公社に対して補助しています。
 事業開始以来、法恩寺山有料道路の年間利用台数は、毎年度約22万台前後で推移しています。この間、スキージャム勝山の入込客数については、夏季の利用者や海外からのスキー客が増えたこともあり、昨年は、平成21年度に比べ12.5%、3万4千人増の30万5千人となっています。
 近年、スキージャム勝山でのアウトドア体験と恐竜博物館の周辺観光地を組み合わせた周遊観光客が増えております。今後、スキージャム勝山を運営する東急リゾートや周辺の観光施設とともに、さらなる誘客拡大に向けた協議を進めてまいりたいと思います。その上で、マイカー観光促進キャンペーン事業の継続について、検討してまいります。

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