県議会報告

松井拓夫の県議会での活動報告です。

9月定例議会自民党県政会代表質問より

地方創生について

Q.[1]「バドミントン ヨネックス・オープン・ジャパン」準優勝の山口茜選手の活躍、国体に向けた選手の確保対策について、知事の所見を伺う。
A.

山口茜選手が、ヨネックス・オープン・ジャパンにおいて一昨年の優勝に続いて、今回準優勝したということは誠に快挙であります。心からお祝いを申し上げたいと思います。指導者をはじめ支援されている地元勝山市民の方々も大変嬉しい活躍ではないかと思っております。
 山口茜選手が現在、世界ランキング第10位ということでありますが、今後福井国体での活躍、更にはオリンピック出場を目指す活動の支援に力を入れており、我々も応援してまいります。リオデジャネイロオリンピックに向けて一層の活躍を期待したいものであります。
 一方、国体全体の競技力向上の問題でありますが、選手確保につきましては、競技団体と協議しながら、福井国体までに200名の成人の選手を獲得するため、勧誘を進めております。また今年は、少年選手の主力となる中学3年生が、進路を決める大事な年になります。
 バドミントン競技をはじめ、福井県の練習環境や地元の支援体制をセールスポイントに、優秀選手の確保に努力してまいっており、議員の皆様方にもぜひとも協力をお願いしたい。このように考えております。

Q.[2]人口減少が進む中で、持続可能な都市運営を実現するため、コンパクトなまちづくりを進めていくべきと考えるが、知事の所見を伺う。
A.

コンパクトなまちづくりを進めるにあたり、岩手県紫波町の事例のように、鉄道駅を中心に公共施設を集約させ、土地の提供や資金調達、商業施設を併設した施設づくり等を官民が連携して取り組む手法は、県内の市町においても参考になるものと考えております。
 また、県内におきましても、福井市の中心市街地で、まちづくり会社と空き物件等のオーナー等が連携いたしまして、民間主導による空きビルのリノベーション(再生)を進める動きが出始めております。
 まちづくりは、市町が主体的に計画するものであり、既存の鉄道やバスを活用・充実させ、便利でコンパクトなまちづくりを進めていくことも重要であると考えております。
 県といたしましては、各市町において、地域のニーズや特性に見合ったまちづくりが進みますよう、情報提供や必要な指導・助言をしてまいります。

Q.[3]恐竜博物館への来客者を奥越のまちなかに呼び込むため、市街地に観光拠点を設けてはどうか、所見を伺う。
A.

恐竜博物館の入館者数は、この夏、過去最も早く50万人を目標に突破しておりまして、こうした観光客を一人でも多くまちのなかに来ていただくことが重要であります。
 来館者の声としては、例えば勝山市の中で、付近で他に楽しめる場所があるかどうかということとか、食事をしたり土産品を買う場所がそんなに多くないというような声があるわけでして、ゆめおーれ勝山とか越前大仏などの観光地、勝ち山おろしそば、ぼっかけなどいろんなグルメの魅力をPRする必要があるわけでございます。
 また、現在、勝山市や民間団体が中心となって、かつて繁栄をしておりました料亭建物といいましょうか、旧料亭の花月楼などですね、「食」の拠点に活用する方向であると聞いておりまして、これは、福井県として応援してまいりたいと考えます。
 今後、県としては、核となる観光地、周辺の観光スポットのレベルアップ、ネットワークが、恐竜博物館周辺ではまだまだ少ない状況でありますので、これを積極的に盛り上げるように市と一緒に進めてまいりたいと考えております。

Q.[4]方創生の取組みを進めるために、県職員の採用に民間企業等経験者を対象とした「地方創生コース」を設けてはどうか、所見を伺う。
A.

地「ふくい創生・人口減少対策戦略」に掲げました「幸福なくらしの維持・発展」など5つの戦略を実行していくには、多様な経験を持つ職員を採用いたしまして、新しいアイデアが生まれる県庁をつくることが必要であると考えております。
 このため、本年度から、地域おこし協力隊や海外における国際貢献活動の経験を持つ方を採用します「行政(特別枠)」を創設いたしまして、試験内容も論文、面接を中心とした上で、現在募集を始めております。
 また、来年度からは、県外における業務経験を要件といたします「移住・定住促進枠」を設けまして、県外で福井の良さを認識し、ふるさと福井の発展に意欲の高い職員を、これは年齢を限定することなく採用することとしております。
 こうした職員を少子化対策であるとか、移住・定住支援、企業誘致、観光振興、まちづくりなどの部局にこれらを中心に配置いたしまして、当該職員の経験を戦略の実行に活かしてまいりたいと考えております。

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安全・安心の医療体制の確立について

Q.[1]地域医療構想に盛り込む二次医療圏の病床数を地域の実情に応じて確保すべきと考えるが、所見を伺う。
A.

地域医療構想は、団塊の世代が75歳以上となる2025年に向けまして、二次医療圏ごとに高度急性期、急性期、回復期、慢性期の機能別に必要となる病床数と将来あるべき医療提供体制を実現するための施策を定めるものでございます。
 病床数は、県全体につきましては、国の定める方法によりまして算定されるものではございますが、各医療圏については、例えば、がん等の患者は奥越医療圏の方から福井・坂井医療圏の方へ流出が数多く見られるということもございまして、医療圏間の患者の流入流出数というものも勘案いたしまして算出することとしております。
 国の試算におきましては、2025年の病床数は約7,500床(現在 約1万床)となっておりますが、病床の削減につきましては、在宅医療、それから介護施設の整備、また人材確保などの進捗状況にあわせて進められるべきものでございまして、機械的、強制的に削減するものではございません。
 県民一人ひとりが、急性期から回復期、また在宅まで切れ目のない医療を安心して受けられるように、市町、医療関係者等から幅広く意見を伺いまして、地域の実情に見合った地域医療構想を策定して参りたいというふうに考えております。

Q.[2]福井勝山総合病院において、女性が安心して出産できる環境を提供すべきと考えるが、所見を伺う。
A.

奥越医療圏につきましては、近年の道路網の整備などによりまして、福井地区へのアクセスが向上していることから、地元のかかりつけ医と福井市内の専門的な病院との密接な連携が進んでおります。
 特に、産科につきましては、リスクの高い部分もありまして、安心して出産できる環境を整えるために、妊婦健診を近隣の診療所で、分娩は分娩取扱病院でというような「セミオープンシステム」を進めておりまして、福井勝山総合病院におきましても福井市内の病院との協力体制が整えられているところでございます。
 分娩取扱施設は平成18年は27ございまして26年には19と減少しているわけですけれども、逆に産婦人科の医師は74人から78人に増加をしておりまして、こうした医師の集約といいますかそういったことは、医師の労働環境を改善することにもつながりまして、医師の安定的な確保につながる利点もあるものと考えております。
 さらに、妊婦が安心してかかれますように、節目節目で分娩予定の病院を受診する日程を組み込むなど、妊婦のニーズに応じた対応を今後してまいりたいという風に考えております。

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恐竜博物館について

Q.[1]繁忙期における交通の利便性向上のため、アクセス道路の整備を含めた、実効性のある対策が必要だと思うが、知事の所見を伺う。
A.

ゴールデンウィークやお盆等の繁忙期の渋滞緩和は、県・勝山市に共通する重要な課題であります。
 このため、恐竜博物館では、繁忙期に交通誘導員を最大18名配置するなど、駐車場内の円滑な整理を行うほか、今年度からは、夏休みなどの期間中、開館を30分早め、閉館を1時間遅らせるなど、混雑解消に努めております。
 一方、勝山市におきましても、昨年、公園内に新たに350台の駐車場を増設したほか、今年のお盆には、従来のJAの駐車場に加え、新たに越前大仏前の駐車場を臨時駐車場として、パーク&バスライドを実施したところでございます。
 この結果、渋滞の車列が若干短くなるなど、渋滞緩和に一定の効果があったと認識しております。
 渋滞や駐車場不足の問題は、繁忙期に限られた期間に起こっております。こうしたことも念頭に、ハード・ソフト両面から、より効果的な対策を、引き続き市と十分に協議してまいりたいと思います。

Q.[2]長尾山総合公園における利便性と安全性の向上に向けた受入れ体制の構築は、県と勝山市が共同して取り組むべきと考えるが、役割分担や費用負担など、どのような方針で臨むのか、知事の所見を伺う。
A.

県は、これまで恐竜博物館の設置運営、またPRといいますかメディアや旅行会社への営業活動や民間との協力による大都市圏でのイベントなど、恐竜ブランドの強化、これに基づく博物館への入館者の拡大に努めてまいりました。
 一方、勝山市は、長尾山総合公園の整備でありますとか維持管理、また、駐車場・道路の補修、様々なゴミの処理とか渋滞緩和などメンテナンスを中心に色んな需要が増えている状況であります。
 これから、恐竜博物館の入館者100万人以上を目指すということになりますと、利便性・安全性の向上のみならず周辺観光地とのネットワークなどを念頭に、長尾山総合公園全体の将来像を描いた上で、勝山市との役割分担、費用負担の方法などについて、いま一度見直して次のレベルアップにつなげてまいる必要がありますので、そのような方向で努力してまいりたいと考えます。

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まちづくりについて

Q.[1]大蓮寺川改修について、豪雨における市民の不安を解消する方策のひとつである元禄線放水路はいつ完成する計画なのか伺う。
A.

大蓮寺川は、勝山市中心部の人家密集地を流れる河川でございまして、川幅を広げるには多くの家屋移転をしますことから、今流れている河川の川底を掘り下げることとあわせまして新たに放水路を整備する計画としております。
 川底の掘り下げにつきましては、勝山市昭和町から栄町までの690m区間におきまして、現在の川底を下げ断面を広げる工事でありまして、現在は勝山市街の西側の区間で工事を実施しており、平成28年に完成させることとしております。これによりまして、現在の毎秒24㎥から毎秒41㎥へと約2倍の水を流すことが出来るようになるものであります。
 これと並行して実施しております元禄線放水路でありますが、勝山市役所の東側の元町交差点から勝山橋に至ります、市道元禄線の地下を通し、九頭竜川へ放流する延長約800mの放水路でございまして、平成26年度より最下流部となります九頭竜川河川敷の区間に着手しております。今後、事業費約30億円をかけまして、工事を急ぎ8年程度での完成を見込んでおります。
 この放水路も完成いたしますと、現在の約3倍の毎秒約60㎥の水を流せることとなりまして、平成10年8月に勝山市で降りました大雨にも対応できるものと考えております。

Q.[2]一般県道勝山インター線の供用開始に向けた交通安全対策のための信号機設置などの計画について伺う。
A.

道路の供用開始に伴う交通安全対策につきましては、道路管理者等と協議を重ね、予想される交通量や交通事故の形態、交差点の形状等を調査し、信号機の整備や周辺道路の交通規制の見直し等を行っております。
 議員御指摘の勝山インター線につきましては、今後、中部縦貫自動車道と勝山市内を接続する幹線道路となり、また、恐竜博物館等観光地へのアクセス道路となると認識しており、既に地元の勝山市からも交通量が増加するとして、主要交差点への信号機設置等の要望が寄せられているところであります。
 県警察といたしましては、現在、御指摘の場所も含めて、平成28年度の信号機新設箇所等の調査検討を行っているところであり、これらを踏まえ、交通の安全と円滑を図るため、必要な場所に、適切に信号機を整備してまいりたいと考えております。

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えちぜん鉄道の高架化について

Q.[1]高架化完成時には、バリアフリーへの対応や鉄道利用者の利便性を考慮し、各駅にエレベーターやエスカレーターを設置または増設すべきと考えるが、知事の所見を伺う。
A.

えちぜん鉄道の高架化に伴い、駅舎が二階建てとなることから、高齢者や障害者が活動をしやすくするために、駅のバリアフリー化を行うことにしております。
 高架化完成時に、福井駅、新福井駅、福井口駅の3つの駅ともエレベーターを設置します。さらに、福井駅は、一日5千人以上の乗客数がありまして、これは県内で三番目に乗客数が多いことでありまして、福井、敦賀そしてえちぜん鉄道のこの駅ということになります。そういうことを考慮いたしまして、朝夕の混雑緩和のため、エスカレーターの設置を予定しております。

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