県議会報告

松井拓夫の県議会での活動報告です。

ふくい高校生県議会より
 8月4日「ふくい高校生県議会」が開催されました。
 9校の37人が参加し、勝山高校の生徒さんが3名、「,(コンマ)」というチーム名で質問してくださいました。
 郷土を思うその姿は真剣そのもので、立派で誇らしく思いました。その勝山高校の議員さんの若い視点での質問と、答弁を紹介させていただきます。

Q.[1]議長(山本陽奈乃君)鯖江高校、チーム「えーじ shining」の山本です。よろしくお願いします。
チーム「,(コンマ)」、大下君、野瀬君、古瀬君。 
A.

Q.[2]議員(古瀬瑞季君)勝山高校、チーム「,(コンマ)」の古瀬です。
 まず、医療・福祉の現状、今後の対策についてお伺いします。
 福井県では、現在、人口減少に伴い、地域、教育、産業などのあらゆるところで人手不足が深刻な問題となっており、医療現場では看護師不足が課題となっています。看護師不足は全国どの県でも言われていますが、その対策として看護師の雇用支援を積極的に行うことにより、就業している看護師そのものの数は年々増加傾向にあります。
A.

Q.[3]議員(野瀬美結君)野瀬です。
 超高齢社会の進展に伴い、高齢の患者数も看護師と同じく増加しているため、結局のところ人手不足は解消されていないのが現状です。また、人手不足で看護師が心身ともにストレスを感じ、退職へ追いやられることも珍しくないそうです。実際に、人手不足のために負担しなければならない仕事量が多く、看護師をやめたいという声は少なくはなく、せっかく看護師を志しても数年でやめてしまう人が後を絶ちません。転職や離職などにより潜在看護師となっている人はたくさんいるため、潜在看護師を現場に呼び戻し、人手不足を解消しようとしています。 
 私自身も看護職を志しており、福井県の看護福祉の現状には不安を感じています。人手不足を解消し、看護師の職場環境を守ることは、現場において患者の方々に適切な対応を行うために大変重要な要素になると思います。
 そこで、潜在看護師の職場復帰へのサポート及びその他の看護師の人手不足に関して、現状と今後の計画について伺います。
A.

Q.[4]議員(大下明莉君)大下です。
 次に、県民の健康づくりについてお伺いします。
 福井県は小学生の学力、体力が全国でトップクラスであることがよく知られています。私が通っていた小学校では、休み時間に鬼ごっこや縄跳び、鉄棒など、体育の時間以外でも運動をする時間を設けており、それが小さいころから運動を身近に感じ、健康づくりの一助になっていたと思います。 
 また、県全体を見ると、運動の面においては、地区の徒歩大会の実施や高齢者がスポーツに親しみを持つきっかけづくりの支援などを行い、健康の面では、虫歯予防や熱中症、たばこの危険性についての啓発など、さまざまなことに取り組んでいます。私も家族とともにこのような活動に以前参加した経験があり、とてもいい経験になっています。そして、今後も親子で楽しめる健康づくりの活動をもっとふやしていくべきと感じております。 
 そこで、健康づくりに関する県の今後のさらなる取り組みについて、所見を伺います。 
 私たちが住む勝山市は、県立恐竜博物館やスキージャム勝山など、全国に誇れる観光スポットがあり、さらにことしは中部縦貫自動車道永平寺大野道路が全線開通し、交通の利便性が飛躍的に向上するなど、魅力あるまちになっています。さらに勝山市、福井県の魅力を高め住みよいまちとなるよう、以上の質問をさせていただきました
A.

■議長(山本陽奈乃君)県議会議員、野田君。

 県議会議員(野田富久君) 勝山高校のチーム「,(コンマ)」の古瀬議員、野瀬議員の質問にお答えいたします。
 御指摘のとおり看護師不足は慢性的です。今日、2025年問題があります。少子化が進む一方で、戦後のベビーブームの世代、我々ですが、いわゆる団塊の世代が75歳以上の後期高齢者になる年であります。急速な高齢化が問題をさらに大きくしております。ここに医療・介護サービスの増大は避けられず、医師、看護師、介護士などのスペシャリストが不足していると認識しております。 
 ところで、こうした状況の中で福井県の看護師の実態については、28年末現在で資格を持っている方は1万2,241人ですが、実際看護に従事しておられる方は8,497人です。もったいないのです。約3割の方が未就労という実態であります。ただし、全国的な順位から見れば、福井県は、人口10万人当たりでは全国平均をやや上回って16位という位置であります。 
 いずれにしても、医療・介護のこうしたニーズに応えるマンパワーの確保は重要な課題であります。国は27年、看護師等人材確保法を改正して、看護師などの再就職の促進を図ることとしております。制度としては、看護師等免許保有者届け出制度を実施しているわけですが、本県では先ほど申し上げたように約7割しか就労していない実態があります。潜在看護師の発掘を行って、就業支援のための職場復帰の知識や技能習得などの研修、あるいはハローワークと連携した相談活動を行っておりますが、まだまだ十分な成果を出しているとは言い切れません。 
 取り組みとしては、例えば、せんだって高校生の皆さんには勝山の総合病院で体験活動も行っていただいたこともあります。いずれにしても、若い人たちが厳しい国家資格を取って看護師になったものの、憧れと現実との大きなギャップを感じて戸惑っておられるのが昨今の状況であります。昔から、いわゆる、きつい、汚い、危険の3Kと言われております。さらに、職場としては結婚、出産を経た看護師にとっては育児と家事、仕事の両立は難しいものがあります。よって、出産後に復帰できない方も多くいることが、離職率の増加などに拍車をかけていると言っても過言ではないと思います。 
 有資格者が復帰できる環境が整っていないことは、何としても解決しなければならないと思っております。このため、何よりも働きやすい環境は大前提であり、院内保育所の設置、充実や短時間勤務制度の導入、管理職のワーク・ライフ・バランスの研修、適切な賃金と雇用契約が大切と考えております。これらのことを理事者初め、県政に積極的に働きかけ、提言してまいりたいと、改めて思うところであります。 最後になりましたけれども、古瀬議員や野瀬議員が未来、医療・福祉の職場で頑張っていただくことを心から期待申し上げまして、私の答弁にかえます。

■議長(山本陽奈乃君)県議会議員、島田君。

Q.[5]議会後に行われた委員会より
A.

■松井議員 
 きょう、勝山高校から参加された大下委員、野瀬委員、古瀬委員は2年生であるが、私が最初に話をしたときには、高校生でもこれだけいろいろと物事を考えているのかと本当に感心した。また、私が高校生のころはこれほど礼儀正しくなかったと思うが、今の生徒はしっかりと信念を持っており、礼儀正しいところに好感が持てた。
 我々議員は地域の要望をたくさん抱えている。その要望を一つ一つ解決していくことが、我々の仕事であり、その要望が解決されたときの喜びは人一倍ある。福井県民が皆、県議会議員になることはできないわけであり、我々は各地域の代表である。私の場合は、勝山市から1人だけ選出されているので、勝山市民からの要望を受けながら、学校の寄宿舎も2つふやした。ほかにバドミントンに関することも含めて、課題を解決できることは喜びの1つである。

■野瀬委員
 イベントなどの情報発信についてであるが、私たちの勝山市には恐竜博物館や冬には左義長まつりがある。そのPRは駅前などでもよく見かけるが、ポスターなどだけではなく、先ほどの本会議で言われたようにSNSを活用していくと、さらにまちおこしができるのではないかと思っている。その点について、どのように思うか。

■島田議員 
 私はSNSなどを余り使ったことがないのでよくわからないものの、SNSという形態も非常に有効だとは思うが、一番は口コミではないかと思う。まず自分の友達や親戚などに、直接声で広めていくのが一番ではないかと思う。また、県外客へ広めることをよく言われるが、私は地元のイベントにはまず地元の人に来てもらい、そして、少しずつ地元以外の人に来てもらうように広めていくことが一番ではないかと思う。そのように広めていけば、人は結構ふえていくので、費用をかけるだけがよいわけではないといつも思っている。

■斉藤委員長
 今はSNSを結構使って、特に勝山市などは恐竜、県はイベントなどを発信している。ほかにテレビコマーシャルに流すなど、広めていく方法はいろいろと多くある。 

■古瀬委員
 少し前に、恐竜博物館の常設展示室がリニューアルしたことを妹に話した。妹が興味を持ってくれたようで、追加された恐竜の名前を挙げてみたら、それは何かと聞かれた。だから、恐竜についてもっと詳しく、恐竜のことに興味がない妹でもわかるようにしてほしい。

■松井議員
 今ほどの話は、よく要望されるため、古瀬委員の意見を取り入れて、恐竜博物館の館長を含めて、我々もしっかりと考えて、恐竜の名前がわからない人たちにもわかりやすい展示とし、また丁寧に教えてもらえるように進めていく。

■斉藤委員長
 先ほども言ったように、今、私たち議員にとってもつらいことは、将来人口がどんどん減っていくことである。先日も夏祭りへ行ったところ、集落単位で神社の前で盆踊りなどをしているが、その集落で小学校へ行っている子供は5人しかいない。私の地元は三国であるが、三国祭りで山車を引くような町内では、小学校へ行っている子供が1人のところもある。当然、女性がいなければ子供は産まれないが、そのような時代がもうそこまで来ている。それに対する解決策は、我々が考えてもわからない。だから、同じ予算を使うのであればと、3人目から1,000万円ずつ支給することを考えなければならなくなってくる。 
 そこで、若い人を見ると我々も元気になる。それは、このような高校生県議会を開催し、皆さんが自分たちであればどうするかなどの、いろいろな意見を言ってくれると、一緒に考えてくれる、悩んでくれると感じてうれしいからである。 
 ここにいる皆さんは、学校の勉強で忙しいとは思うが、今後の生き方も含めて、この福井県が元気になってほしい、農業の担い手がどんどん出てきて地域を守ってほしい、工業の担い手が大勢来て頑張ってほしいなどと、関心を持って考えてもらいたい。 そのような面で、きょうの一日が、少しでも皆さんのこれからの役に立てればよいと思っているし、生かしてほしい。 
 ぜひ、県議会へいつでも遊びに来てほしい。インターネットでは県議会ホームページもある。また、いろいろな意見や、こんなことをしてほしいとの要望はいつでも伝えてほしいと思っている。

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